touching the surface

Posted 10 1月 2010 — by mika
Category memo

LIVE BOOKSというサンフランシスコの会社のサイトで、Future of Photobooksというプロジェクトが組まれていて、制作、消費、財源などの観点から、写真集のこれから、が議論されています。オンデマンド出版、電子書籍など出版のあり方が大きく変わっていくなかで、何が写真集というものを成り立たせるのか、今後の展開が興味深い。

その中の一例に、Kindleのような端末の発展した形として、操作性、拡張性を備えた「未来の雑誌」のフォーマットが提案されています。



Mag+ from Bonnier on Vimeo.

たしかに、膨大な情報を、一つの端末として持ち運べるのは便利だろうし、そのインターフェースのあり方も興味深いのだけれども、モニタの透過光で表れ、表面に去来する像は、どれだけ眼の奥に残るのだろう、とも思う。

像の支持体であるマテリアルに、その像を宿した固有の表面に触れたい、触るように見る、ということを、私はしたい。

ものであれ人であれ何であれ、気持ちが動かされる対象を触れることへの切実な欲望を代替するものはないし、触れるということがなければ、その表面という境界を越える想像力も働かないのではないかしら。

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20100101

Posted 02 1月 2010 — by mika
Category memo

kahn

新しい年の始まり。

過去2年間は移動が多く、流浪の過程で自分の中で何かが解体し、かかわってきた人との距離が否応なく変化していくのを痛感した時期でもありました。そのなかで、あらたな萌芽を見出すことができたのは幸いだったと思います。

写真は、去年アメリカ西海岸を旅するなかで、サンディエゴの郊外、ラホヤで見てきた、ルイ・カーンが設計したソーク研究所。研究所の対象形をなす建物の間の広場に作られた水路を流れる水が、太平洋に流れ込むかのように見えます。

日々成し得ることがどんなに僅かであっても、水路を掘り続けるような自らの営みがやがて大海の飛沫へとつながるように。空の色や光の移ろいを映し出す水路の水面を眺めながら、去来したのはそういう想いだったのかもしれないし、創造すること、探求することへ賭する人たちへの畏敬の念だったかもしれない。

元日は、二年前のこの日に急逝した友、内野雅文君のことを想う日にもなりました。合掌。

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Hibi no neiro

Posted 20 12月 2009 — by mika
Category memo



Twitter経由で知ったSOURというグループのPV 
スカイプの画面がどんどんつながっていく、というもの。素敵だ。

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再録:クロストークvol.4 像をモノに転換する技術 プリンターという仕事

Posted 17 12月 2009 — by mika
Category お知らせ/announcement

kubo

久保元幸さんとのクロストークの再録を掲載しました。

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Raj Patel

Posted 14 12月 2009 — by mika
Category Uncategorized, お知らせ/announcement


Raj Patelの新作が来年初に発売になります(イギリスではもう販売しているらしいけれど)

サンフランシスコに住んでいた時に話を聞きに行った社会運動系の1968 the great rehearsalというカンファレンスで話を聞いて、食料と経済の問題に関するStuffed and Starvedという著作を読んで感銘を受けたのでした。

本の宣伝と最初の章のpdfが配布されています。本の作り方、売り方も変わってきたもんです。

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PHOTO SALADのワークショップのお知らせ

Posted 14 12月 2009 — by mika
Category お知らせ/announcement

マレビトスクールの黄レンジャーこと柿島さんのワークショップが1月10日に原宿で開催されます!お早めにお申し込み下さい!

PHOTO SALAD.


撮ったら飾ろう!~フォトフレーミング(写真額装)のコツと楽しみ方~

自 分が撮ったお気に入りの写真、苦労してプリントした写真、そのままにしていませんか?どうせなら写真をお部屋に飾ってみたいという方に、額縁やマットを 使った「フォトフレーミング(写真額装)」のキホンとコツから、飾り方の裏技テクニックまで伝授します。フォトフレーミングで、あなたの作品が10倍ステ キになりますよ!

講師:
柿島貴志(アートフォトレーベル photta-lot主宰)
イギリスの美術大学にて写真を学ぶ。帰国後はフォトエージェンシー、インテリアアート企業写真商品企画などを経て、アートフォトレーベル photta-lot (フォッタロット)を設立。
主 に若手写真家の作品販売を手掛けている。また写真展プロデュース、写真ビジネスコンサルティング、講演会、写真の額装など、写真にかかわる様々な活動を広 く行っている。2009年、写真研究者の小林美香が主宰するマレビトスクールの設立に参加。今後メンバーと共に様々なワークショップの企画運営を行って行 く予定。
フォッタロット:http://www.photta-lot.com/
マレビトスクール:http://marebito-school.com/

■内容■
1.なんでフォトフレーミングするの?その3つの理由

2.どんなフォトフレーミングがあるの?
(1)額縁について:種類と特徴
(2)マットについて:その役割
(3)その他のフォトフレーミング…フォトアクリル加工

3.フォトフレーミングのコツとかあるの?
・額と作品、そのタテヨコの相性
・イメージとマット間のすき間
・47対53%の秘密
・マットはお店に切ってもらいましょう

4.フォトフレーミング終了!どうやって飾ればよいの?

5.フォトフレーミングした作品をもっと楽しむには?
■日時 : 2010年1月10日(日)17時半~19時半
■参加費 : 2,500円(ドリンク付き)
■持ち物 : 筆記用具
■定員 : 20名 ※定員に達し次第受付終了
お申し込み方法■ メールで簡単にできます!

【メールアドレス】
event@cmsinc.jp

【タイトル】
写真額装の楽しみ方

【本文】
1.お名前
2.フリガナ
3.郵便番号&住所
4.メールアドレス
5.携帯番号(当日連絡を取る際に必要なため)

※早期に満席になる可能性がありますので、ご希望の方は、お早めにお申込みされるようお勧めいたします。
※事前振込制となりますので、申込受付後、振込先のご連絡をさせていただきます。

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クロストーク・シリーズ終了

Posted 13 12月 2009 — by mika
Category お知らせ/announcement

4回にわたって開催したクロストークが終了しました。参加して下さった皆様ありがとうございました。

久保さんが貴重なプリントも持って来て下さり、皆さんが熱心に見入っておられました。マレビトスクールのロゴお披露目もしました。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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マレビトスクールのロゴができました!

Posted 10 12月 2009 — by mika
Category お知らせ/announcement

デザイナーのコチャエさんにお願いしていたマレビトスクールのロゴができあがりました。

「飄々として親しみやすく、目の前のダンスフロアが盛り上がって沸くようなロゴを!」という無理難題を汲んでさらりと作って下さいました。マレビトなので、Mが人の顔、しかも頭に小鳥が!このロゴを見て気分が上がらないわけがない!

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Seamus Murphy

Posted 08 12月 2009 — by mika
Category memo


A darkness visible: a portrait of Afghanistan | [EV +/-] Exposure Compensation.

最近知り合いになったDan Abbeさんから教えてもらったSeamus Murphyという写真家。昨年A Darkness Visibleという写真集を刊行していて、A Darkness Visibleで97枚の写真をスライドショーで見られる。1994年から2006年にかけてタリバン政権下のアフガニスタンを撮影していて、戦闘の状況だけではなく、人々の生活も写し取られている。所作や空間の捉え方の強さに眼が釘付けになる。凄い。

彼のサイトでは、ほかのシリーズも見られる。

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fingertip

Posted 08 12月 2009 — by mika
Category memo

日曜日の晩に、馬鈴薯の皮を剥いていたらふとしたはずみで小指の先を僅かに切ってしまい、しばらく指先から血が滲み、腫れる。

絆創膏を時折張り替えながら、皮膚が白くふやけているのと、感覚の違和感を確かめながら(まだうまく曲がらない)、傷口が回復してゆくのを見届ける。

東横線で帰宅途中、寺田寅彦の全集の中の一編「団栗」を読んでたら、妻の死を悼む内容に妙に泣け、漢文の手触りが残るような硬質な文章のテクスチャーと、記憶の場面を描き出すその異様なまでの描写の解像度の高さに感嘆する。ふと自分の小指を見ると、昨日の切り傷はまだ微かに痛む。
駅の階段を上って見上げれば、小さな傷のような月
冬至も近い。

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