子どもに写真のことを語る


ギャラリーときの忘れもののブログでの連載「写真のバックストーリー」、おかげさまで10回目を迎えました。お題になっている作品を制作した作家の別の作品を例として挙げたり、別の作家の作品と比較してみたり、作品が元々掲載された雑誌や写真集を紹介したり、と毎回書くアプローチを変えています。ツイッターやfacebookなどで、時折連載への反応を頂いたりもするので、読んで下さる人たちとの距離が近く感じられるのが嬉しいです。

これまでのラインナップ

  1. ヘルベルト・バイヤー
  2. マヌエル・アルバレス・ブラボ
  3. ロベール・ドアノー
  4. エルンスト・ハース
  5. アンドレ・ケルテス
  6. ルイス・キャロル
  7. ウィージー
  8. リチャード・アヴェドン
  9. ラリー・クラーク
  10. ベッティナ・ランス
育児が生活の大半の時間を占めるようになっているので、切れ切れの時間ではありながらも、この連載を通して、写真のことについて調べたり、書いたりする感覚を徐々に取り戻す手がかりを頂いたのは、ありがたいことだと思っています。娘持ちの親になった、ということも手伝ってか、女性、とくに幼い女の子の写っている写真(たとえばルイス・キャロルの写真など)を見る目が変わってきました。経験はものの見方を大きく変えていくものだな、と実感します。

先日、とある編集者の方から「後世に残したい写真集を20冊挙げて下さい」というアンケートを頂きました。「後世に残したい」という言葉は、私にとっては「いずれ娘に見せたい」ということでもあるので、「写真集を見せることで、何を伝えたいのだろう?」と思いを巡らしつつ、悩みつつ、これまでに見てきた写真集の中から選んでみました。選んだ本の紹介は別の機会にするとして、その過程で考えたのは「写真、写真家について、写真の見方について子どもに向けて語っている本というのはどういうものがあるのだろう?」ということ。以前、「ちいさな労働者―写真家ルイス・ハインの目がとらえた子どもたち」という本を読んだことがありますが、ほかにどんな本があるのかすぐには思いつかないので、調べてみたいなと思うのと同時に、いずれそういう文章を書けるようになりたいな、とぼんやりと思いを巡らしています。

 

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