環世界

娘が産まれて2カ月以上が経過。

震災の被害に心を痛め、原発の影響に不安を抱きながらも、娘の成長に日々驚かされています。成長の記録を残すべく、毎日のように写真を撮るようになりました。

一カ月を過ぎた頃から、娘を抱えて実家の近所を30分から1時間弱かけて散歩するのが習慣になると、道端でふと目にとまる植物なども撮るようになり、植物の変化で季節の移り変わりを感じるようになりました。子どもを持つことで、時間に対する感覚が変わってくるとはよく言われることですが、身をもってそのことを実感します。

妊娠中に『生物から見た世界』を読んで、生物のすべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きており、その主体として行動している「環世界」という考えを知り、胎内の子どもが外に出てきたら、どんなふうに世界を知覚して発達を遂げていくのだろうか、と想像を巡らせたりもしましたが、実際に子どもが産まれてみると、親になった自分自身の周囲の環境に対する感じ方の変化も大きいようです。

散歩の道すがら蒲公英を摘んだ時に撮った自分の手の写真と、生後50日目の娘の手の写真をしげしげと見るなかで、娘と私、娘に触れる人たちの手の写真を撮っていこうと思うようになりました。彼女がこれから先無事に成長し、たくさんの人たちに触れられて育ってきたことの証が形になって残れば、という願いを込めて。




 

 

 

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