Flor Garduno
写真集は、値が張る、嵩張る、重い。
大学生の時に、本屋で3回ぐらい迷って買ったFlor Gardunoの写真集『Witnesses of Time』もそういう一冊で、手に入れてから十数年になるけれど、時折ページを開いてはあてもなく見入ってしまう。とくに好きな写真は、手にイグアナの束を持つ女性の写真と、頭にユリの花のバスケットを乗せた女性の写真。
写真集は、値が張る、嵩張る、重い。
大学生の時に、本屋で3回ぐらい迷って買ったFlor Gardunoの写真集『Witnesses of Time』もそういう一冊で、手に入れてから十数年になるけれど、時折ページを開いてはあてもなく見入ってしまう。とくに好きな写真は、手にイグアナの束を持つ女性の写真と、頭にユリの花のバスケットを乗せた女性の写真。

友人たちと協同で立ち上げるプロジェクトのためにウェブサイトを作る予定なので、時折いろいろと調べているところなのですが、これはいいなと思うのが、UCLAのHammer Museumのサイト。
親しみやすい色使いで、シンプルで軽やか、開放的。
レクチャーの過去のアーカイブに、セバスチャン・サルガドの講演会の記録が掲載されている。印象的な喋り方
EIKON – International Magazine for Photography and Media Art.
オーストリアの写真とメディア・アートの雑誌。1991年に創刊されたそうです。日本の写真の特集号が組まれる、とのことで原稿依頼を頂きました。声をかけて下さったのは、ケルンにあるPriska Pasquerというギャラリーでディレクターを務めているFerdinand Brueggemannさん。Japan Photo.infoというブログを運営している方でもあります。
ありがたいことなんですが、締め切りが、来週末って。。。
鷹野隆大さんの写真集『鷹野隆大 1993-1996』を撮ってみて、あらためて写真集としての佇まいの良さに気づかされます。20センチ角ぐらいの、小ぶりの本ですが、ページを捲ると絡み合っている人々が、(くんずほぐれつ、というのはこういう状態のことを指すんですね。ほぐれてないのも多いですが。)
本が小さいので、捲って見ていると手の中で人々が蠢いているような気分にもなります。
写真の画面全体が入るように撮ればいいのでしょうが、接写するとどうしても画面が歪むので、画面の端が欠けてしまうような状態で撮ってしまう。というか、その方が臨場感が湧く、というか写真がよりエロティックに見えるような気がします。「物撮り」としては失敗なんですが、写真集を見る体験の「事撮り」としては、ありなんじゃないだろうかと思います。
テラっと光る赤い表紙も触覚的。
最近、『母の友』という雑誌の取材を受け、子どもと写真というお題でお話をさせて頂きました。
その中で話題の一つに挙げたのが、adption sfというサンフランシスコの養子縁組の斡旋をする組織のポスター。昨年サンフランシスコに住んでいた時に、muniやBARTという公共交通機関の中でポスターが掲出されていて、レズビアン、ゲイのカップルも養子縁組ができることが全面に打ち出されていたのが印象に残っています。

インテリジェントデザイン
私たちは、家族を始める前に、すべてのオプションを考えました。
私たちは、ひとりで育っていた子供たちのことを考えました。
私たちは、いっしょに、ちょっと違った(並外れた)家族になれるとわかっていました。
あなたが家族を計画するとき、子供たちを養子にすることを考えてください。
家族計画
私たちの家族は事故の結果ではありません。私たちは計画を立てました。
私たちは、ひとりで育っていた子供たちのことを考えました。
私たちは、いっしょに、ちょっと違った家族になれるとわかっていました。
あなたが家族を計画するとき、子供を養子にすることを考えてください。
ちなみに、左側のポスターは、インテリジェント・デザインのパロディにもなっています。
RING CUBEで開催されるマグナム・フォトスに所属するAlex Majoliという写真家の展覧会の構成を担当させて頂くことになりました。Alex Majoliフォトジャーナリズム、エディトリアル、ポートレートなど幅広いジャンルで活躍していますが、日本ではこれまでにあまり紹介されていないように思います。
展示される作品はOne Jump!で、2006年のカンヌ映画祭で映画監督や俳優、女優を白バックでジャンプさせて撮影したもの。フィリップ・ハルスマンの「Jump!」のオマージュになっています。2007年にカンヌ映画祭60周年のポスターにも使われています。
写真集ブツ撮り練習をすると、紙の質感、光沢、サイズ、レイアウト諸々の要素の組み合わせ方を立体としてどう捉えるかが肝要で、白い紙も、紙の質感によって光の反射がまったく違うし、印刷されている写真との関係が違ってくる、ということがよくわかります。
写真集で写真を見る、というのは建造物の中に身を滑り込ませるようなことに近いような気がします。好きなアッバス・キアロスタミの写真集二冊を試し撮り。
Shadows in the Snow とPluie et Vent
いわゆるブツ撮りの練習を昨日から始めてみました。選んだのは、原芳市さんの『現の闇』。表紙の紙の質感やタイトルの文字組も気に入っています。写真集を立体物として見ると、写真を一枚一枚を見ている時にはあまり意識していない部分(綴じや紙質)に眼がいくようになります。背景や光の状態で印象が変わるもんだな、と改めて実感。