Archive for 6月, 2009

Annie Sprinkle

Posted 30 6月 2009 — by mika
Category Uncategorized

おっぱいバレー』という映画が公開されていた、らしいのですが、このタイトルを聞いて真っ先に思い出すのはアニー・スプリンクルのパフォーマンス、『おっぱいバレエ』。

おっぱいバレエ

70年代からセックスワーカー、ポルノ女優として活躍した後、パフォーマンス・アーティストに転身して、セクソロジーの博士号を取り、カウンセリング、講演などさまざまな活動を続けている彼女のレクチャーを一度受けてみたいものだと、以前から思っています。

彼女のサイトAnnie Sprinkle.org(asm)や、パートナーと一緒に手がけているプロジェクトのサイトLOVE ART LABORATORYを見るにつけ、彼女の他者に対する態度の開き方やユーモア、力強さに励まされます。



溝口彰子さんによるインタビューAnnie Sprinkle

「地上が快楽で満たされますように。そして、それがわたしからはじまりますように(Let there be pleasure on earth and let it begin with me.)」

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600線の精度 : Lodima Press

Posted 24 6月 2009 — by mika
Category Uncategorized, memo, photo book, publisher

アメリカ、フィラデルフィア州に拠点を置く、Lodima Pressという小さな写真集出版社のことを知ったのは、去年のパリフォトの会場でした。Michael A SmithとPaula Chamleeという二人の写真家が運営していて、600線という極めて高いスクリーン線数(通常の高精度印刷でも300線)で印刷された(ベルギーの印刷所にしかない印刷機らしい)写真集のページは、印刷物を見ているということが信じられないほどの精度。

Eric Lindbroomという写真家の、Salt Grass という写真集を買ったのですが、塩草の細い葉の一本一本までもが見えて、ページに顔を近づけて見ていると、草むらの中に眼が入りそうな感じ。引いてみると、犬や馬か何か、動物の毛並みにも見えてきます。

ひとりもん

Posted 18 6月 2009 — by mika
Category exhibtion, memo





大阪のPort Gallery Tで上平孝美展「ひとりもん」が7月に開催されます。DMを頂いて興味を惹かれたのですが、40,50歳代の独身男性を撮ったポートレート写真の作品だそうです。

Artist’s statement
攻めない、語らない、大きな声を出さない。
誤解しない、期待しない、裁かない。
ほめない、さわらない、笑いかけない。
ただ、風に吹かれてそこに座っていなさい。

私より年上の独身男性たちを撮影しました。
独身である理由は様々でも、総じて
「ひとりもん」と呼ぶことに決めました。

被写体の方達と同じく独身者としては、見ていてとても身につまされる展覧会になるのでは、と妙な期待をしています。

上平孝美さんのサイトでは、モデルの募集もしています。

PANORAMA WEB SHOP / 9 SPOTMONK

Posted 17 6月 2009 — by mika
Category memo, website


PANORAMA WEB SHOP.

リトルプレス、写真集などを取り扱うオンラインショップ。セレクトの仕方が面白くて、手頃な価格帯のものも多くて、興味をひかれます。本のサイズや手触りも伝わってくるような紹介の仕方に好感が持てます。販売だけではなく、本の出版も手がけているそうです。

Survival Driveはかなり面白そう。

「SurvivalDrive(サバイバルドライブ)」は、ペインター・望月玲児郎(Rei)とフォトグラファー・福田創一郎(Hooky)が車で全国津 々浦々を廻り、「今の日本」を記録した旅である。その移動距離は34,033km、 131日間に及んだ。かつて葛飾北斎が描いた『冨嶽三十六景』には、訪れた場所からの富士山とともに、四季の移り変わりや各地で暮らす人々の営みが生き生 きと描写されている。風景だけでなく当時の文化や風習も記録されている。またその旅の過程自体が生き様であり芸術であった。記録芸術を現代解釈をするにあ たり、表現を生業とする者として、先人を尊重しながらも現代の道具や手段を用いて拡張させ、各地を巡り、人や街、風土に出会い、そして触れながらスケッ チ&シュートを繰り返していった。 その旅の中で生み出された作品の中から厳選39地点のほか、実際に進んだ道程、持ち込んだ記録道具一式、旅の最中に綴られたブログの一部始終を編集し収 録。


活版を使ったグリーティングカード、ステイショナリーで知られる9SpotMonkのサイトも紙のテクスチャーや、活版の凹凸が魅力的に見えるようにデザインされている。(写真の撮り方が上手いのだと思う)この会社のカードは、サンフランシスコに住んでいたときによく買ってましたが、日本では入手が難しいようで。

MAGNUM MAGNUM:日本版

Posted 16 6月 2009 — by mika
Category article, photo, photo book

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写真エージェンシー、マグナム・フォトス設立60周年記念として刊行された写真集の日本語版です。A3変形、564ページという、大きい!そして重い!!本です。翻訳を担当させて頂きました。マグナム・フォトスに所属する写真家たちが、ほかのメンバーの写真家を選び、その人の作品を数点ずつ選んで、コメントやエッセイを書いています。写真家が別の写真家のことについてどういう思いを持っているのか、写真家は写真をどう見ているのか、ということが垣間みられるというところと、大きな図版で迫力のある写真を堪能できる、ということがこの本の魅力ではないかと思います。

出版社青幻舎のページ

本としては決して手頃な価格ではありませんし、嵩張りますが、内容を考えればお値打ちと言えるかも。

学校の図書館、公共図書館などに収蔵されたら、色々な人が楽しめていいでしょうね。英語版は廉価版も出ているそうです。

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Flak Photo

Posted 16 6月 2009 — by mika
Category memo, website

Andy Adamsさんが運営するFlak Photoには、写真家の作品を一点紹介するギャラリーのコーナー(毎日更新されている)があり、それぞれのサイトやブログ、flickrにギャラリーのページにリンクしています。

Andy Adamsさんがウィスコンシン州在住ということもあり、欧米、とくに北米の写真家の情報が多く、facebookやtwitterと連動していて、写真家、写真関係の情報のハブ的な役割を果たしているようです。英語をベースにした写真関係のサイトを見るにつけ、写真と言語圏の結びつきの深さや、写真の選び方について考えさせられることが多いです。

flakphoto


関西御苗場のサイトに掲載されたFlak Photoのレビュー

Covering Photography

Posted 15 6月 2009 — by mika
Category memo, photo

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Covering Photographyは写真史上の著名な写真家の作品が、様々な本の表紙に使われている作例のアーカイブを公開しているサイト。同じ写真作品を使っていても、デザインやレイアウト、トリミング、タイポグラフィーやタイトル、配色によってニュアンスがかわってくるのが興味深いです。上の写真は、アンドレ・ケルテス(André KertészW)の「January 1st, 1972, Martinique」という作品で、海辺のテラスで、磨りガラスの向こう側に佇んでいる人のシルエットが映っているという情景をとらえたもので、色々なシチュエーションや心情を想起させるものらしく、4冊の本の表紙に使われています。





アンドレ・ケルテスの写真は、それぞれに詩的なニュアンスが色濃いと思うのですが、言葉や文章の介入の仕方で、見え方が微妙に変わってくるところが興味深い。


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Tom Sandberg

Posted 14 6月 2009 — by mika
Category memo, photo book, photogapher

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2年前に購入したノルウェイの写真家Tom Sandberg(1953年生まれ)の写真集を繰り返し眺めている。この写真家のことを知ったのは、2007年にニューヨークのPS1で開催された展覧会だった。



The Morning Newsに、作品とインタビューが掲載されている

写真を見ていると、宙づりにされた時間、静謐、静止、、というような言葉が湧き、自分がかつて見た光景や、頭の中で再生される映像の一辺を、目の前に差し出されたかのような当惑すら感じてしまう。後頭部の骨まで響く。

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メガチャーチのスケールエラー:Joe Johnson  

Posted 13 6月 2009 — by mika
Category photogapher



YouTube – 松嶋×町山 未公開映画を観るTVでも紹介された映画『Jesus CampW』を見て、いわゆるメガチャーチ(2000人以上を収容する教会、なかには45000人の人を収容するスタジアムのような巨大なものもある。全米で1300ものメガチャーチが存在する)のことに興味を持って少し調べていたら、Joe Johnsonという写真家が、アメリカ各地のメガチャーチを訪ねて撮っている。

建物を撮ったシリーズ「City Pictures」でも、建物とその素材、空間、光の関係の精緻な捉え方が印象に残りますが、「Megachurches」で眼を惹かれるのは、スクリーンやプロジェクター、モニタの捉え方。

礼拝する人たちの視線が向けられるスクリーンと、そのスクリーンに投影される映像をコントロールするコンピュータの画面が、ほぼ同じ大きさで写るように画面の中に捉えられている写真を見ていると、奥行きやスケールの感覚が狂わされてしまいます。

メガチャーチについてはこちら

Joe Johnsonの紹介記事はこちら The Exposure Project: Joe Johnson’s Mega Churches.




エージェンシーとメディアの垣根を壊す | フォトグラファーGのフォトブログ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

Posted 10 6月 2009 — by mika
Category memo, photogapher, website


エージェンシーとメディアの垣根を壊す | フォトグラファーGのフォトブログ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト.

Gary KnightWというフォトジャーナリストのブログ。いくつか興味深いコメントがある。

エージェンシーや新聞、雑誌の間のバリアーは、時間の経過と共に今後ますます曖昧になる。将来はわれわれも、第三者であるメディアのフィルターを通してではなく、直接お客の声を聞くようになるだろう。

私がここで唯一恐れているのは、われわれまでが今のメディアと同じ制約を受けるようになりはしないか、ということだ。もしそうなったら、われわれの作品にはどんな影響が出るのだろう。なかなか興味深い問題だ。



私がこの仕事を始めたとき、私は雑誌で働き、フィルムを週に1回飛行機でエージェントに送り、自分で撮った写真を見るのは年に1回ニューヨークに帰ったときだけだった。今ではコラボレーションという新しい考え方があるが、当時ならバカげていると言われただろう。